「お前だけの騎士だと今も胸に秘めて」
その歌を再び聴いた時、全細胞が飛び起きた。ガバッと一斉に、一瞬にして飛び起きた。
そのあとに続く音と歌を聴いたら、全細胞が飛び起きたところに、次はぶわっと風が吹いた。その時布団の中にいたから、実際に風が吹いたわけじゃないんだけれど。
青い風の渦がからだを突き抜けて行くような、でも包まれているような…そんな不思議な感覚に陥って、気づいたら泣いてた。
わたしとうたプリの出会いはマジラブキングダムで、入国したばかりの頃発売されていたのがHOLY KNIGHTだった。ソロベストアルバム、へぇーそんなのあるんだ。くらいのもので、聴いてみた時も、ふぅ〜ん、こんな曲なのかあ。歌うまいな〜。って思って終わった。
しかしそれから徐々に、アニメやイベント、プリツイ、過去のインタビュー…様々な形で彼の過去に触れるたび、今の聖川さんを見つめるたび、わたしの中の聖川真斗の輪郭が濃くなっていった。
今年の8月のこと。
もう1回聴いてみよう、と思って、夜だった。布団の中、iPhoneとわたしだけの空間。イヤホンを耳にぎゅっと押し込んで、再生ボタンをタップした。
びっっっくりした。すごかった。
うちふるえた。武者震いが止まんねぇ。
初めて聴いた時と全然違う。味変しすぎだろ!
ふぅ〜ん、って思ってたのに、全細胞が一斉に一瞬にして飛び起きた。ふぅ〜ん、って思ってたのに、ぶわっと風が吹いた。ふぅ〜ん、って思ってたのに、気づいたら泣いてた。
だって、だって、こんなの…こんなの…愛でしかないじゃんか〜。・°°・(>_<)・°°・。(語彙力…)
「お前だけの騎士でいたい」
変わらぬ毎日を送っていた少年が、変われたこと。
「お前だけの騎士だと今も胸に秘めて」
そしてその日から今日まで、変わらずにいてくれたこと。
変わることには強さが必要で、変わらないでいることにも強さは必要だ。そして、強さには愛が必要だと思う。
わたしが勝手に思っていることなんだけど、変わらぬ毎日を送っていた少年が、変われたこと。それは、彼が彼自身に向けた愛の割合が多い気がしている。(きっかけはわたし達だけど)変わりたい、と強く願っていた自分自身のために。
けれど、変わらずにいてくれる愛は、わたし達に向けられている。
聖川さんが過去にむかえた誕生日で言ってた。
「誕生日は自分を育ててくれた人々に感謝をすべき日なのだと、俺は思う。この世に生を受けてから、沢山の愛を与えてもらい、今日と言う日を迎えることができた。」
この人はたくさんの愛を与えてきてもらったことを、早くからちゃんと分かってる。此処までの道はけして一人じゃないって、ちゃんと分かってる。愛を知らない人は誰かに愛を向けることはできないから。
その愛を、変わらない強さに変えて。
その強さを持つ心は、静かに燃える炎のようだ。
その強さを貫く覚悟は、雪のよう純白く、眩しい。
そしてその強さは、たくさんの愛の上に成り立っている。
青い消えない炎。君の強いたましい。
聖川さん
その強さを築く愛のいちぶに、わたしはちゃんとなれているだろうか。
わたしは大事に君を愛せてる?
君が好きだと上手に言えてる?
愛をもらうたび、この気持ちをどうやって返していけばいいか、いつも考えるよ。
新規のわたしは、まだ知らないことのほうがずっとずっと多い。これからも、知らない過去にたくさん出会うと思う。その度に今のあなたを見つめるまなざしが色濃くなっていくんだろうな。(超うれしい!)そして何度でも何度でも何度でも、この出会いに感謝するよ。
あなたが生まれてきてくれてよかった。
あの夏、あなたに出会えてよかった。
あなたにとってHappyなミライが続くことを、心から祈っているよ。
お誕生日、おめでとう。
ちなみに、みんなは聖川さんに何あげたい?
わたしは5本指ソックス!